ホームステイ

【暴露】カナダで実際に見た最悪なホームステイ・ホストファミリー

皆さんこんにちは、カナダでたくさんのホームステイを経験してきたchie(@Smilenglish15)です。

カナダ自体、日本人に大人気の留学場所となっていますが、たくさんの移民を受け入れ、たくさんの考え方の人が集まっている国でもあるため、ホームステイ・ホストファミリーの個性もまたバラバラです。

そんな中で、私は数ある最悪なホームステイ、ホストファミリーを実際に経験し、同じ留学生でホームステイをしている知り合い達からも、最悪な状況をたくさん相談されてきました。

このホームステイ最悪問題は、カナダに限らず留学すると、まず初めにぶつかりやすい問題のひとつです。

経験談:カナダの最悪なホームステイ

それではさっそく、私が実際にカナダで見た最悪なホームステイ、ホストファミリーから紹介します。

ただ、全てが最悪なホームステイということは、まずないので、後ほどその見分け方も解説します。

カナダで見た最悪なホームステイ① ご飯がまずい問題

私は、カナダのブリティッシュコロンビア州にあるヴィクトリアに、語学留学のため半年だけホームステイしました。

そこで会ったホームステイが本当に申し訳ないのですが、ご飯が最悪にまずかった思い出があります。

そこのカナダのホームステイには、ベトナム人が2人先に留学生としてホームステイしていたのですが、その子たちが初めての夕食のときに、テーブルの下から、私の手を取ってぎゅっと握って下を向いたのです。

そして、なんで彼女たちが私の手を握ってきているのか分からないまま、夕食がテーブルに運ばれ、見た目はとてもシンプルだったので、さっそく口に運びました…。

すると、驚き。鶏肉を焼いて、何かの特製ソースをかけているのですが、それがなんとも言えない酸っぱい?臭い?とりあえず最悪な味。

そして極めつけはデザート、ホームステイのカナダ人のお母さんは、「アップルパイだよ~」とニコニコともってきたのですが、それがなんかの汁?とりあえず液体にぐちょぐちょに浸かった小麦粉の塊….。

あ、これは最悪なやつだ。と悟りました。笑

でも、申し訳ないので、全部頑張って食べるのですが、とてもとてもまずい。

そこで私は夕食前になぜ、ベトナム人の子達が渡しの手を握って下を向いているのかが分かったのです。

でも私は、その日がたまたま、まずかったのかもしれないと来る日も来る日も、夕食に期待していましたが、そもそもそこのカナダのホームステイは驚きの事実があったんです。

毎日夕食が同じ。そして最悪な味。

これを読んで、単純な私のわがままと捉える方もいるかもしれませんが、実際、英語がまだ話せず、文化にも馴染めず、楽しみといえば、もう食事の時間しかないんです。

なので、私はそこのホームステイを1ヶ月あまりで(結構耐えましたw)、変える決意をしたんです。

もちろんそこのホームステイで、違うメニューにして欲しいなとちょっと希望を出してみたのですが、「日本もカナダも食べる素材、にんじん、鶏肉、全部一緒だろ」と言われ、即効ズバッと意見は却下されました。汗

カナダの他のホームステイは、ご飯がとてもおいしいところもいっぱいあったので、カナダ料理自体がまずいというわけではありません。

カナダで見た最悪なホームステイ② 家族と激しい差別問題

カナダに限らず、ホームステイの家族が激しく自分の身内と差別する問題は、本当によくある最悪なホームステイの例です。

もちろん、家族とホームステイしている私では、そりゃ関係性が違うので、別にそこは理解しています。

ただ、私がカナダで経験したのは、こんな感じのこと。

  1. 私だけご飯がツナの缶詰やカップラーメン
  2. 私だけシャワー時間が3分のみという過酷なルール
  3. 私だけペットが寄ってきても触れてはいけない
  4. 私だけ部屋をオープンに常に開いておけとのルール

皆さんはこれらを聞いて、最悪なホームステイだとは思いませんか?

少なくとも私は、これらの最悪なホームステイでは、本当に精神的に参ってしまいました。

なぜそこまで差別される必要があるのか、なぜそんなに私と家族とのレベルの差を見せ付けたいのか、そこまでするのであれば、ホームステイをなぜしているのか、と悩む日々でした。

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カナダで見た最悪なホームステイ③ 過保護すぎ問題

この最悪なホームステイは、先ほどの差別問題の真逆です。

そう、家族同然として扱われるのは、とても素敵なホームステイと聞こえは良いかもしれません。

ただ、私がカナダで実際にされた、過保護すぎ問題の最悪な例はこんな感じなので、見てみてください。

  1. 「その子と友達をやめろ」と交友関係をコントロールされる
  2. ほっぺたにベタベタにキスをされる(文化の違いの枠を越えている)
  3. 門限がバカみたいに早いので、イベントにも参加できない
  4. 友達の家に泊まりに行くだけで、友達の親と電話で話して過度な接待までする
  5. 学校で配布される全ての資料を見られて、成績、学校での行動を全て把握される
  6. コレを使わないとだめよ!と自分の持参した日本製品をゴミ箱に捨てられる

これは、私がすごい過保護なホームステイに引き取られたからだと思いますが、友達もホームステイの最悪な束縛と過保護さに悩まされていました。

そのカナダのホストファミリーも自分の親代わりとして、とても大事にしてくれているのは十分に理解できるんですが、それが過度であればあるほど、結構一緒に生活するのは、しんどく最悪なストレスになってしまうんです。

しかも、こちらが困っているときには、急に他人に戻って少しも助けてくれない、なんて最悪なこともよくあります。汗

自分の家族であれば、「ちょっと分かったから、ほっといてくれ」と言えるかもしれませんが、ホストファミリーには、やはり根本が他人なので、気を遣ってしまい、我慢しかできません。

カナダで見た最悪なホームステイ④ 短気すぎる問題

私がまだ英語が話せず、カナダの文化の全てを把握してなかったあの頃、ホームステイ先のホストファザーがとても短気で、すごく怖い思いをしました。

注意より怒りが先に来るホームステイは、ハッキリ言って、最悪だと思います。

私がまだカナダに慣れていなある日、風邪になって熱が38度出てしまい、学校を休みたいと言ったことがありました。

そのときに、何故かずる休みするなと怒られ、そのまま学校に何とか行ったのですが、吐き気と高熱で先生が心配し、早退することになったんです。

するとそのホストファザーは、私が熱がないと学校に行く前に英語のミスで言っていたらしく、それは単なる英語の聞き取りミスだと謝罪しました。

だがしかし、帰って早々、でかい家電を私に投げてきたんです。

最悪ですよね。怖すぎた私は、固まりました。

でもこのときは、私の英語のミスだったからと言い聞かせ、そのホームステイを最悪と決めつけず、まだ粘ることにしたんです。

しかし、その短気なホストファザーは私にだけでなく、ホストマザーと何かあれば私にあたり散らし、食卓でも、皆がホストファザーの顔色を伺いながら、気を遣う生活を繰り返す最悪な毎日になりました。

キレると物を投げつけてくる、キレると大きい声で怒鳴り、テーブルや壁を叩きのめして、私たちが固まるというような最悪な生活は、カナダのホストマザーもストレスだったみたいで、結果的に私とふたりで家出する形となりました。笑

最悪なホームステイの見分け方はたったひとつ

これまで私が経験したカナダでの最悪なホームステイ例を紹介しましたが、私は最終的に落ち着くホームステイに辿りつきました。

また、それ以前の海外留学でも、凄く素敵なホームステイもあり、「良いホームステイ=珍しい」というわけではありません。

その結果分かった最悪なホームステイとそうでないホームステイとの違いはたったひとつです。

その違いは、

「収入目当て、仕事として行っているホームステイかどうか」

です。

いかに利益を出すか、いかに事務的で簡単にホストファミリーをするかばかりを追求しているところは、カナダに関わらず最悪なホームステイの確率がとても高くなります

ここさえ見抜ければ、始めから最悪なホームステイかどうか簡単に判断することができますし、長い間ストレスを溜めて我慢することもありません。

お金が発生している以上、より良い環境、より暮らしやすい場所を求める権利は、少なからず留学生たちにもあるはずです。

せっかくの海外留学経験を悲しい経験にしないためにも、ホームステイ選びは慎重にしていきましょう。

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