ホームステイ

<ホームステイ選び>カナダのホームステイでハズレを引かない方法とは

皆さんは、「このホームステイ..まさかハズレ!?」と頭によぎった経験はないでしょうか。

私はカナダで実際にいくつかのハズレのホームステイを経験してきました。

その経験談は↓で話したので興味がある方はチェックしてみてください。

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ただ、実際に一緒に暮らしてみないと分からないという特性をもつホームステイは、運次第と言われがち。

だからといって、そこまで行き当たりばったりなホームステイ選びは、ハズレを自ら引きに行っているようなものです

よって、これからはハズレを絶対に引かないとはいかないまでも、カナダでホームステイをする方がハズレを引きにくくするために出来ることをご紹介します。

カナダのホームステイはハズレも当たりも多い

私は、カナダのバンクーバー、ヴィクトリア、エドモントンの3つの地域でホームステイを経験しましたが、全てのカナダの地域で共通して言えることがひとつあります。

そう、カナダは移民国家だということ。

世界各国からの移民を受け入れてくれるカナダは、多文化で留学生にとって暮らしやすい国と言える一方で、

カナダのホームステイはこうだ

という特性が掴みきれないのが現状です。

その結果、カナダでは、日本人留学生にとってハズレのホームステイにあたってしまうことが多いわけなのですが、これは逆に言うと当たりのホームステイもカナダには多いということが言えるのです。

ホームステイする側はお金を払って暮らす側ですが、いくらお金が発生しているといえ、向こうも赤の他人、ましてや異文化の留学生を受け入れてくれています。

向こうにとってあなた自身がハズレな言動をとっていると、当たりであるホームステイもハズレな言動をしてくるのは当然ですよね。

よって、相手は自分の鏡ということを頭に入れた上で、ハズレかどうか、ホームステイを見極めていくことが大切です。

カナダのホームステイでハズレを回避する対策とは?

上記で述べた通り、カナダに限らず、実際にホームステイに住んでみてからハズレかどうか判別するより、その前からなるべくハズレを引きにくくする対策をとっておくことが重要です。

エージェントを通してホームステイを探す方、個人でホームステイを探す方、どちらにせよ事前に希望条件などをリクエストしますよね。

そのホームステイリクエストが、今回のテーマであるハズレを引かない対策の要になってきますので、以下のことを参考にリクエストしていきましょう。

ホームステイのハズレ対策① ペットの有無を明確に伝える

私は日本で犬を飼っていたこともあり、動物が基本的に大好きなので、ペットの有無は全くハズレと関係していると思わず、ホームステイ探しをしていました。

ただ、実際に猫も犬もいるホームステイに最初紹介され、住んでみたところ、しつけがされておらず、部屋にオシッコをされたり、勉強中に机に登ってきたり、吠えてきたり、大変だった経験があります。

一番辛かったのは、パソコンケーブルを噛みちぎられ、さらには教科書にオシッコされていたことですかね…。涙

自分のペットであれば、叱ったり、集中したいときは部屋から追い出したりすることも出来ますが、やはり他人のペットは注意できません

なので、私は動物が大好きですが、留学においては必要ないと考えたため、ペットなしのホームステイを希望するようにしたのです。

もし、あなたが動物が大好きで、ホームシックの癒しにペットのいるホームステイが良いと希望するのもまたアリかとは思います。

しかし、基本的に私としては周りを見ても、ペットで悩まされていた留学生が多かったので、ハズレだったと思わないためにも、ペットの有無はしっかり確認しておくべき条件のひとつと言えるでしょう。

ホームステイのハズレ対策② 子供の有無を明確に伝える

カナダに留学し、ホームステイに関して悩んでいる理由で、とても多いのが、ホームステイ先の子供です。

まず、先に言っておきたいのは、子供がいるホームステイは、一人の時間が欲しい、自分のプライベートはしっかり確保したいという方にとって、ハズレの可能性が高くなります

これは、カナダが悪い、子供が悪いということでは決してありません。

子供は本来無邪気に遊び、たくさんのことに興味を持ち、素直に言動するのが当たり前です

これをあなたがどう受け止めるか、子供の有無もペットと同様きちんと明確にエージェントに伝えておきましょう。

特に子供のいる家庭は、経済的にホームステイを収入源のひとつにしていることが多いため、チェンジしたいときには、とても出て行きづらくなります

子供は、「なんでそんなに英語が喋れないの?」と素直で傷つくことも言ってくるかもしれません。

でも「この言葉どういう意味なの?」と聞くと大人が子供に質問してくれたことに喜んで、とても熱心に教えてくれます。

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ホームステイのハズレ対策③ ホストファミリーが英語を話すか

カナダは、移民が多い国ですが、その分母国語が英語ではなく、英語がペラペラでも家にいるときは母国語しか喋らないというホームステイも存在します

これはハッキリいって、カナダに限らず、語学留学であれば、致命的ともいえるでしょう。

せっかく英語を勉強するためにホームステイをしているのに、家にいるときに訳の分からない言葉が飛び交っていては、意味がありません。

英語であれば、いくら英語が話せない日本人でも、聞き取れる単語がたまにありますし、何より耳が多少なりとも慣れています

なので、ホストファミリーがたとえ最高の人たちでも、結果日本に帰国したときに、「あのホームステイはハズレだったのかもしれない」と後悔しないためにも、英語を話す家庭というのを最低条件にしておきましょう。

ホームステイのハズレ対策④ 自分のことをしっかりアピールする

カナダに限らず、ホームステイを決める前には、自分のアレルギー、健康状態、嫌いな食べ物など、様々な項目をまずエージェントなり、個人でも申込から伝えることができます。

特に、ペットや食べ物のアレルギーなど、暮らす上で自分の身体に関わることを伝えていないと、自分にとってハズレのホームステイを引く可能性が高くなってしまうので、要注意です。

私は、一番最初に言いづらいですが、カナダのホームステイでご飯がすごくまずいところにあたってしまいました。

より詳しい内容はコチラ↓

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このときは、嫌いな食べ物は私は元々本当になかったので、エージェントにも伝えていなかったのですが、ご飯がまずい以前に嫌いな食材は、絶対に留学において伝えていないと苦になります。

また、せっかくホームステイの人が作ってくれたご飯を残してしまうのは、失礼ですし、それこそあなた自身が、そのホストファミリーからすると好き嫌いの多いハズレ留学生と思われかねないので、絶対に嫌いな食べ物等は、遠慮せず伝えておきましょう。

ホームステイ選びのハズレ対策は個人で違う

これまで、カナダのホームステイでハズレを引かないためのいくつかの対策を紹介しましたが、ハッキリ言ってホームステイの希望は、全て思い通りにはいきません

なので、少しでもホームステイでハズレを引きたくないと思うのであれば、どの条件が一番優先してほしいかということ(優先順位)もエージェントに伝えておきましょう。

ただし、「この国出身の人は苦手」といったような差別ともとれるリクエストはしないようにしておきましょう

私は、食べることが大好きで(人生がデブ活w)、お米が食べたく、アジア出身のホストファザーもしくはホストマザーがいるホームステイがとても当たりでした。

これはただの食に関する希望ゆえのことであり、差別にはなりませんので、ご安心ください。結構日本人の方におすすめのリクエストです。

ホストマザーかホストファザー、どちらかの母国語が英語でなくても、どちらかの母国語が英語であれば、もちろん英語を家庭で話されないホームステイに当たってしまうことはありません。

初めてカナダでホームステイ探しをするという方にとって、この希望の仕方は結構思いつきそうで思いつかない秘策なので、ハズレを引かないためにもおすすめです。

もちろん、食にそこまでこだわらないという方であれば、他のことを優先的にリクエストし、自分にとっての一番のハズレはどこかを改めて考えておきましょう。

カナダに限らず、ホームステイ選びはとても大切なことですが、何度も言う通り、運任せはハズレを引きやすく、そうなると時間もお金も無駄になります。

意見を言わず遠慮しがちな日本人の私たちだからこそ、やっておくべき対策は事前に行うようにして、皆さんが素敵なホームステイ、留学生活を送れることを願っています