さて、chie(@Smilenglish)の役立つ英会話シリーズ、今回は
”我慢できない”/”耐えられない”を英語でどのように伝えれば良いか
について解説していきます。
パッと内容を掴む目次
”我慢できない”をシーン別で使える英語に
それではさっそく、”我慢できない”は英語でなんというか、シーン別に解説していきたいと思います。
※あくまで例のシーンですので、会話内容がヒドイ、状況が可哀相というようなクレームは受け付けておりません。あくまで使い方を分かりやすく強調しているだけです。笑
シーン① うんざり、飽き飽きして、もう我慢できない
You seems like ignoring him. What’s happen?
Yeah, because he is nasty. So I’m sick of him!
このように、もう我慢できない!飽き飽きだ!というようなシーンのときに使うのが、
- I’m sick of ~
- I’m tired of ~
という英語の言い回しです。
「sick of ~」と 「tired of~」の両者に大きな違いはありません。
強いていうなら、
sick of~ の方がうんざりして我慢できない
tired of~ の方が飽き飽きして我慢できない
にニュアンスが近いです。
よって、人以外にも、もう我慢できず、うんざり・飽きたというように以下の使い方もできます。
このゲームにはうんざりしている⇒I get sick of this game.
このゲームに飽きた⇒I get tired of this game.
シーン② ある程度我慢してきた結果、これ以上我慢できない!
I called you many times, why you didn’t answer my calls?
You are so persistent! I can’t put up with that anymore!
こんな感じで、今まで我慢した経験があるけど、もう我慢できない!という場合には
- I can’t put up with~ any longer
- I can’t put up with~ anymore
という英語の言い回しになります。
put up with ~ 自体は、不満を言わずに我慢をする、耐えるというニュアンスになります。
よって、そこにcan’tと否定をつけることで、すでに我慢の限界がきたから、我慢できない!耐えられない!といった訳になるのです
シーン③ 寛大に見過ごしていたけど、我慢できない!
今回のシーン③は、上記で紹介したシーン②に近いように見えますが、今回の大きな違いは、「何らかの理由で、寛大に我慢せざるを得なかったから、我慢していたけど、もう我慢できない」という点です。
Why did you go to ask the teacher after class?
Because I couldn’t hear what the teacher said in class. I can’t tolerate my classmates talking in class.
tolerateは、「can’t tolerate我慢できない、大目にみれない」と否定からはいることで、「can’t allow許可できない」にニュアンスは似ていると考えていいでしょう。
シーン④ 嫌い・嫌過ぎて、自分が我慢できない
I have a snake for pet now. Come and see it!
You must be kidding. I can’t stand snake.
このように、I can’t stand ~ は、自分が相手や物に対して、元々我慢することができない、無理、不可能という我慢できる余地がない場合に使われやすい英語の言い回しです。
シーン⑤ 自分自身の欲望や誘惑に負けて、我慢できない
Stop smoking! It’s bad for your health!
I know. But I can’t resist smoking.
これ以外にも、
お菓子を食べるのが我慢できない
I can’t resist eating snacks.
というように、自分の欲に勝てず我慢できないという場面では、I can’t resist~という言い回しが使われます。
我慢できないは意外と日常的に使います
いかがでしたでしょうか。
もう我慢できない!という英語は、意外と日常的に使うので、覚えておくと英会話に必ずと言っていいほど役立ちます。
上記のようにシーン別で使い分けて、会話のレパートリーも増やしていきましょう。