英語を話すとなぜか棒読みになるあなた。
それはとてももったいないことです。
棒読みになるのは、あなたが英語が出来ないからではなく、TOEICの点数が高くても、英語の話し方が棒読みになっている人は大勢います。
ただ、英会話において、棒読みは意識して直さないと英会話はそれ以上上達しません。
私は、カナダに2年半留学し、何不自由なく日常で会話していけますが、自分が完璧だとは思っていませんし、文法を間違ったり、単語のスペルを間違ったり、これはカナダ人であってもよくあることです。
しかし、英語が棒読みになるのは、まだ英語を自分のものに出来ていないという証拠。
下手くそな英語/発音でも、棒読みにならないために、今回は日本人が実践したい英会話のコツについて解説していきます。
パッと内容を掴む目次
英語が棒読みになる理由をまず知ろう
英語が棒読みになるあなた、その理由を一言でいうと、英語を話すことだけに集中してしまっているからなんです。
例えば、英文法を間違えないように、単語を間違わないようにと考え過ぎて、感情の部分を乗せきれていないのかもしれません。
ただし、日本人同士でも、それぞれの人で話し方に特徴があるように、棒読みのままで放置していると、それがある意味その人のアクセント(癖)のようになってしまうので、気付いたあなたはすぐに改善することをおすすめします。
そして、日本人が英語を話して棒読みになるもうひとつの理由は、やはりカタカナ英語になってしまうことですよね。
その場合は、発音から意識して変えなければいけません。
外国人がロボットのように棒読みで、さらには英語のような発音で日本語を話してきたら、あなたの耳にスッと言葉は入ってきませんよね。
片言の下手な日本語でも、日本人の話し方のリズム、イントネーションで話してくれると、とても聞きやすいのと同じで、まずは相手へ伝わりやすいように試行錯誤する気持ちが大切です。
英語が棒読みになる日本人におすすめの解決策
まず、英語が棒読みになるのは、あなたの何が原因なのか、
- 発音
- アクセント
- 抑揚の付け方
- イントネーション
- リズム・テンポ
どこなのか、これは客観的に聞かなければ分かりません。
ということで、あなたが最初にやるべきこと、それは、あなたが話す英語をスマホのボイスレコーダーでもいいので録音して、自分で聞くこと。
これを繰り返して、英会話で自分にはどこに欠点があるのかを明確にしましょう。
私も留学当初、自分の英会話のどこがネイティブと差があるのか、何回も録音して聞いて、を繰り返していました。
人間は頭で考えて物事を話すときほど、声のトーンが下がり、棒読みになりがちなんですよね。
ネイティブスピーカーの発音をひたすら聞いて真似することも大切
ただし、英語のアクセントの付け方や発音などは、やはりネイティブの英語を聞くのが一番です。
今であれば、洋画であったり、海外ドラマであったり、ネイティブの英語を聞けるツールはたくさんあると思います。
その中でも、初心者の方、そして英語が棒読みになる人であれば尚更、ゆっくりと英語を話してくれているものがとても分かりやすく、真似しやすいです。
例えば、英語によるプレゼンだったり、オバマ氏の演説であったり、人に何か訴えかけるように分かりやすく話してくれているようなもの、これらが棒読み脱却への練習に最適です。
広島でのオバマ氏のスピーチ
オバマ氏の最後の演説
英語が棒読みになる人には是非、聞いてほしいです。
オバマ氏の演説は、とても英語が綺麗なのもありますし、感情が入りこんでいて、感動するだけでなく、本当に聞きやすい。
現在のアメリカ大統領であるトランプさんも、結構シンプルな英語を使うので、聞き取りやすいです。
これらを見ても分かる通り、誰かに何かを伝えるのは、英語、日本語に関わらず、シンプルな言葉で相手に伝える想いをのせて話すことが一番大切だということ。
そして、話し方はネイティブから聞き取って、ひたすら真似すること。これに尽きます。
そこで
- 英会話の間の取り方
- 英語の発音
- 抑揚の付け方
などをネイティブスピーカーから真似して自分の英語にしてしまいましょう。
そしてその間は何回も自分の話し方を録音し、確認すること。
この作業をするだけでも、英語が棒読みになる人は、比較してみると以前の自分の棒読みとどれだけ改善したかの違いに驚きますよ!