独学で英語を勉強しているあなた、ノートの作り方に満足していますか?
結論から言うと英語を独学で始めるにあたって、ノートの作り方に正解はありません。
しかし、ノートを作っているということは「後で復習したいから」ですよね。
そうノートは英語を独学で勉強するにあたって作り上げられる、自分専用の復習本になるんです。
そんな大切な復習本、英語ノートの作り方について私、chie(@Smilenglish15)が解説します。
パッと内容を掴む目次
独学の英語勉強に特化したノートの作り方と注意点
それでは早速独学で英語に挑んでいるあなたに特化した、ノートの作り方について解説します。
英語ノートの作り方① ”綺麗さ”が良いノートの指標ではない
日本人は繊細で良くも悪くも見た目を気にする文化がありますが、ノートを綺麗に取ることばかりに集中していては、効率の良い英語の独学にはなりません。
ただし、後から見返しても何を書いているか分からないぐらい汚い字のノートは、英語の独学に限らず、取っている意味がありませんので、最低限読めるものにしましょう。
綺麗さにこだわり過ぎるなと言いましたが、性格は人それぞれですし、どうしても気にしてしまう人もいるかと思います。
そんな方には気軽に書き込める用ノートと綺麗にまとめる用ノートの2冊使いがおすすめです。
また、独学で英語を勉強するにあたり、
- 英単語用
- 文法用
- 英会話用
- 演習用
というように役割によって英語ノートを分けるというのも、復習しやすくなるのでおすすめです。
英語ノートの作り方② 翻訳は英語習得済の人がすること
英語を独学で行っている方に多いのですが、英語の長文を翻訳し、ノートにびっしりと書いているパターン。
それは「英語の勉強」ではなく「翻訳の勉強」です。
英語を既にマスターしている人が、その英語を日本語でどう捉えられているか知るために行うやり方であり、英語自体を勉強することには役立ちません。
それではどうすれば、「英語を勉強するためのノートになるのか」という話になっていきますが、それは簡単です。
あなたは英語を独学で学んでいるのですから、英語とはどういう役割があるのか、どう使われるのかを勉強したいのだと思います。
HOW TOを意識する
この例を見てください。
左が独学に限らず、学生時代にも日本人がよく行う英単語を習得するためのノートです。
右は、しっかりとその単語は「どうやって使われるのか」という目線で英語を勉強できているノート。
違いは一目瞭然ですよね。
左のやり方は、英語のスペルを暗記したり、英語のアルファベット練習には役立つのは確かです。
ただ、何度も繰り返して書いても、結局使い方が分からないものを書いていくだけでは、絶対に英語を独学で学びたいという本来の目的は達成されません。
「もうすぐTOEIC、英検を受けるから短期的or一時的に英単語を暗記したい」というのであれば、連続でノートにびっしり書くという手法は、暗記の仕方のひとつとして有効ですけどね。
英語ノートの作り方③ 覚えるべきこと・分からないことを書く
独学で英語を勉強する人に多いのが、既に分かりきっていることも全部、一から十までノートに書き込んでいくパターンです。
「ノートを作る=独学で英語を勉強したという証」という考え方は、全くもって違います。
そう、何度もいいますが、ノートは自分の英語における弱点をなくし、後から復習をするのが目的であり、勉強をするためのものではありません。
独学するからこそ、後から復習したいときにノートからすぐ自分の英語の弱点を拾うことができるように、ノートには
- 覚えておきたい忘れそうな所
- 理解できない所
を書いていきましょう。
英語ノートの作り方④ 1ページにぎっしり書かない
独学でも、学校でも、英語のノートを作るときに良いことは、自分のオリジナルで作れるという点です。
例えば、もしそこに書いたことに補足したい場合、ノートにぎっしり書き、スペースがなければ、独学していく上で書き足すこともできません。
なので、自分にとって最高の英語復習本を作るということを意識し、後からある程度追記できるよう、スペースは確保しておきましょう。
1行開けながら書く、ノートの下4分の1は書き込まないなど、スペースの取り方は自分が書きやすいやり方で構いません。
独学なら洋画を使って英語ノートを作るのもおすすめ
自由の効く独学で英語をせっかく勉強しているのであれば、エンタメである海外ドラマや洋画の実践的な英語から、気になるワードだったり、分からないワードを拾ってノートを作っていくのもおすすめです。
海外ドラマや洋画であれば、英語の学習本にはない、日常会話だからこそきける略語だったり、スラングも聞くことができ、何よりリスニング力が同時に上がります。
そこをノートに取ることで、独学で英語を勉強しているからこその、他の人との差にもなりますし、一歩先を行く英語学習をすることができますよね。
ノートはあなた専用のキャンパスですから、そこにいかに自分の弱点を入れ込めるか、そしていかに復習に役立たせることができるかを重点的に英語を独学で学習していきましょう。