「英語が理解できない…なぜなの…」
そんな皆さんの悩みに今回も私、chie(@Smilenglish15)がお答えしていこうと思います。
英語が理解できないと悩んでいる方、英語が自分に合っていないと感じている方、まだ諦めるのは早いです。
パッと内容を掴む目次
英語が理解できない≠英語の勉強不足
まず、最初にこれだけは言っておきたいこと、英語が理解できないのは、英語の勉強量が単純に不足しているからということだけが原因ではありません。
もちろん、英語以外のことにも当てはまりますが、理解を深めるためには、勉強はすればするほど成長に向かい、何もしなければできないままです。
では結局何が言いたいか、それは
数ある英語の勉強法(特に日本の英語教育)では、理解に向けての遠回りルートがありすぎる。
ということ。
これを聞いてもイマイチ、ピンとこない方もいるかと思いますが、今の日本の英語教育では、英語を理解できない人が効率良く習得できる学習法or環境が整っていないのが現状です。
さらっと不安になるようなことを断言してしまいましたが、これはあくまでも日本の義務教育の過程で行われる、英語学習をベースにお話しています。
このこともあり、日本にいる皆さん、または海外に留学しようとしている日本人の皆さんは、英語勉強法の選び方が「理解できない」の克服に最も重要ということです。
よって英語が理解できないことに悩んでいる方は、文法・英単語を真っ先に勉強する前に、人よりも効率的に英語を習得するために避けたい、「英語が理解できない人の原因」から頭に入れておきましょう。
英語が理解できない人の原因
さて、それではさっそく本題となる英語が理解できない人の原因について見ていきましょう。
それぞれの原因にはきちんとした理由がありますので、そこからチェックしておくと、これからの英語勉強の近道になりますよ。
急がば回れ ”Haste makes waste.”
そう、英語が理解できない人に対してこれが最も当てはまることわざです。
日本語で英語を理解しようとしている
当たり前ですが、日本人の方は
「この英語の理解ができない、どういう意味だろう」
「この日本語は、英語でなんていうんだろう」
と辞書やスマホで英語⇔日本語と検索し、理解しますよね。
これが実は英語が上達できない人の特徴であり、理解できない原因のひとつです。
もちろん、辞書を活用することは何も悪いことではありません。
ただ、誰しも一度は思ったことがあるでしょう、
「え、この英単語ってひとつで、こんなにたくさんの意味があるの?」
はい、そうなんです。
なぜそのような現象が起きるか、それは単純に複数の意味を持つからという理由もありますが、英語を理解できるようになって気付いた私からすると、
英語(英単語)自体、日本語で直訳できるものはほぼ無い
ということなんですよね。
このことについては、↓で詳しく解説していますが、要は英語は英語で理解することが、最も大切だということです。
これができればとても効率良く英語が身に付きます。
単語や綴り(スペル)ばかりを先に覚えようとする
日本語、英語、どの言葉でもVocabulary(語彙)は確かに大切です。
特に日本人は、漢字の画数や書き順を学ぶ習慣があるせいか、単語の意味と綴りを頑張って先に覚えようとし過ぎる傾向にあります。
上記でも述べた通り、英語は英語で理解できないと、本当の意味での理解には繋がりません。
そして、英単語も一緒、いくら日本語の意味で理解し、綴りを完璧に覚えても、いざという時に思い出せない、または出てきても使い方を間違ってつまづいてしまい、そこから理解できないトラップに迷い込んでしまうのです。
漢字だって、書き順は合っていなくても、正しく書いてしまえばこっちのもの。
英単語だって、綴りは分からなくても、意味を理解していたら話すことはできるものです。
現に、私が留学して一番最初に驚いたことは、
現地の人の方が英単語のスペル/綴りに弱いということ。
日本の義務教育で一生懸命覚えさせられた綴りは、理解した後に覚えることであり、単語も真っ先に暗記するのではなく、
使う→理解する→覚える
が正しい順番だということに気付けたのが、私の英語力を成長させてくれた大きなポイントとなったのです。
見る・聞く・話すの三本柱が整っていない
英語がいつまでも理解できない人の原因としてあげられるのが、
- 教材を読み込む/見る
- 英語の録音をひたすら聞く(スピードラーニング等)
のどちらかに集中して英語を勉強してしまっているということ。
「テストでリスニングの点数が悪かったから聞くことに集中しないと…」というように、苦手な分野を補おうとついつい勉強法も偏りがちになってしまいます。
最も大切なのは、全てを並行して行える教材や学習法を取り入れ、見て、聞いて、発音するという三本柱を立てることです。
ただ、初めのうちはこの三本柱を取り入れるのが難しいので、まずはこのうちの2つを並行して行い、慣れるにつれ徐々に三本柱にしていくことをおすすめします。
これは、英語が理解できなくなる原因だからだけではなく、偏った勉強法でモチベーションが下げてしまうことを避けるためでもあるのです。
”理解できない英語”を”理解できる英語”へ
誰しもぶつかる言葉の壁、しかしそれには原因があり、そこから自分を知ることで、英語も効率的に理解していくことができるのです。
私も最初は「英語ってなんでこんなに難しいんだ!」と諦めたい気持ちが爆発しそうなときもありましたが、今考えると、あのときは理解できない原因をまず自分自身が知れていませんでした。
何事も新しいことを身につけるには、習得の効率化が大切なんだということを念頭に、英語を理解できるように一緒に努力していきましょう。
きっと今あなたが考えているより、英語はもっと理解しやすく、むしろ楽しい分野になりますよ!