それは、基礎文法の形をただ記憶しようとしてしまっているから。
英語を
- 読む
- 聞く
- 書く
- 話す
には欠かせない中学で習う基礎文法をまとめて記憶するのではなく、なぜそのメカニズムで文法が成り立っているかを勉強しましょう。
英語の基礎文法は形式ではなく性質を学ぶと、本来の目的である「英語理解」に繋がります。
パッと内容を掴む目次
【中学1~3年】英語の基礎文法のまとめ
英語基礎文法の中の苦手な箇所から個別におさらいしましょう。
【英文法まとめ①】中学1年生で習う英語の基礎文法
中学1年生で習う英語の基礎文法は以下の通りです。
be動詞
be動詞は「am」、「are」、「is」の大きく3種類。be動詞を使った否定文、疑問文も。
一般動詞
be動詞以外の動詞。「like」、「have」、「play」、「know」など。一般動詞を使った否定文、疑問文も。
名詞の複数形
sとesをつける見分け方が大切。
形容詞、副詞
形容詞と副詞は、他の言葉を修飾(説明)する役割のある、英語の基礎文法のひとつ。
命令文
命令するときに使うので動詞から始まる英文法。主語がない。
三単現の”s”(三人称単数)
①3人称、②単数、③現在の三単現。この3つを使う場合は、一般動詞にsがつく。
代名詞
名詞の代用として使う言葉。あれ、それ、これなどの名詞の代わりに使う。
疑問詞
いつ(when)、どこで(where)、誰が(who)など英語の基礎文法中の基礎。英語はここでつまずきやすいので要チェック。
現在進行形
「ing」、現在やっていることを伝える基礎文法。
Canの使い方(肯定文、否定文、疑問文)
できる、できない、動詞と一緒に使う基礎文法。
一般動詞の過去形(規則動詞・不規則動詞)
動詞にedをつけたり(play⇒played)、動詞自体を変えたり(make⇒made)の過去形の基礎。
【英文法まとめ②】中学2年生で習う英語の基礎文法
中学2年生で習う英語の基礎文法は以下の通りです。
be動詞の過去形
was、wereを使った過去を表す英語基礎文法。疑問文、否定文も。
過去進行形
現在進行形の過去バージョン。○○していた、○○していなかった、など。
未来形
will、be going toを使った未来表現。
助動詞
can、must、may、should、willなど基本的に主語と動詞の間にくる。
動名詞
「~すること」を示す、動詞のing形。
不定詞
to+動詞の原形。
接続詞
文と文を繋げる接続詞。英語の長文をスムーズに読むためにとても重要になるポイント。
There is (are)の使い方(肯定文、否定文、疑問文)
「○○に~がある、いる」を表す英語の基礎文法。
比較
AとBを比べる。①原級「AとBは同じくらい~」、②比較級「AはBより~」、③最上級「Aは何よりも~」。
受け身
「be動詞+過去分詞」で「~される、された」ことを示す英語の基礎文法。
【英文法まとめ③】中学3年生で習う英語の基礎文法
中学3年生で習う英語の基礎文法は以下の通りです。
現在完了形
主語+have+過去分詞で、①継続、②経験、③完了・結果を過去のことから示す。
分詞(現在分詞、過去分詞)
分詞は①現在分詞「~している」と②過去分詞「~された」と示す英語の基礎文法。
関係代名詞
名詞を説明するときに間を繋げる関係代名詞。主格、目的格の2種類あり、ここも英語の基礎文法で日本人がつまずきやすいポイント。
間接疑問文
文の間に疑問詞がくる間接疑問詞。
前置詞
「前置詞+名詞or関係代名詞」で、時間、方向、場所を示す手助けをする重要な役割のある基礎文法。
感嘆文
「なんて○○なの!」と最後に動詞が来る感嘆文。
苦手な英語の基礎文法はまとめて解決しよう
英語の基礎文法は、日本語の文法と違う性質があるゆえに、間違った理解をしてしまいがちですが、心配ありません。
全て完璧に覚えようとするのではなく、まずはどうやって使うかのメカニズムを理解し、まとめて勉強したら良いのです。
自分がつまずいていると思うところから、集中的に学び、違和感があれば、少し前に戻って英語のことで勘違いはないかを確認しましょう。
そうすることで、英語の基礎文法は、全ての繋がりとそれぞれの使い方が徐々にでも、見えてくるはずです。