こんにちは、英語だけが取り柄のchie(@Smilenglish15)です。笑
世界共通語といわれる英語ですが、皆さんはこんな話聞いたことないでしょうか。
- 「今後は英語よりも中国語のが重要になる」
- 「グローバルな人材になるなら今後は中国語を学べ」
中国経済が物凄い発展を遂げる中で、私もたくさんこんな話を耳にしてきました。
これからは、英語が得意な私の偏見を取っ払い、ズバリ、日本人、世界にとって今後はどちらが重要なのかを、徹底解説していきます。
パッと内容を掴む目次
今後世界が”英語より中国語”といわれる理由
今も尚、中国とアメリカは経済と貿易面でバチバチに争っていますよね。
米中関係がそれを物語っていますが、経済的、テクノロジー的に、中国がアメリカを追い越すのではないかと言われています。
これが、「今後は英語なのか?中国語なのか?」といわれるハッキリとした理由です。
せっかく英語を勉強しても、今後、中国語を話せないとグローバルな人材になれないという時代が来てしまうと、それは確かにショックですよね。
英語も中国語も言語の違いだけに注目すると一目瞭然
グローバルな発展に惑わされている、日本も含めた今後の世界ですが、英語と中国語は、以下のようにハッキリと言語からみた違いがあります。
- 英語=一番広い地域で使われている言語
- 中国語=一番多い人数が使っている言語
英語は、どこの国でも大抵通じるイメージがありますよね。
ただ人口だけを見ると、中国語を話している人が最も多いんです。
ここが、今回のテーマで、今後英語か中国語かで不安になる大きい要因のひとつでもあります。
今後も需要が高く、重要なのは中国語よりも英語!
結論から先に発表してしまいましたが、今後も、需要が高くて重要なのは、中国語よりも英語です。
これは、私が英語が好きだから、という単純な理由で予想しているのではありません。
では、日本で言われている中国語が英語より今後アツい説で多い理由からみた見解を、ひとつずつ論破させて下さい。
※一応補足ですが、中国語の学習は無意味だと言っているわけではありません。今回は英語と中国語のどちらが重要になるかという比較です。
論破① 今後、中国語が英語を差し置いて世界共通語になる説
説明します。これはまず、冷静に考えたら分かりますが、中国語は、漢字に親しみのある私たちでさえ、すごく難しくみえませんか?
しかも、発音が超難しい。
漢字が身近にある日本人ですが、中国語の発音と英語の発音、どちらが難しいと思いますか?
日本人が、英語の発音でよく壁になるのは、”L”と”R”ですよね。
ただ、中国語はそんなもんじゃありません、ずっと壁!壁!壁!となってしまうぐらい、発音も文字も中国語の方が難しいでしょう。
そんな英語と中国語ですが、今後世界経済で中国がトップに君臨したとして、全世界の人がいきなり中国語を勉強するはずがありません。
分かりやすく質問しましょう。
世界中の人が、英語と中国語、今後どちらに利便性を感じると思いますか?
「世界で話される言語=世界共通語」ということなので、今後アメリカの経済がたとえ崩壊しようが、世界中の人が今後も便利だと感じて英語を使い続ければ、英語がずっと世界共通語のままなんです。
なので、この説が本当になる時代があるとしたら、最低でも100年はかかるでしょう。
論破② 今後の中国企業の拡大によって英語より中国語が重要説
今後グローバル企業と取引、もしくは働く上でグローバルな人材になりたいと考えているのであれば、圧倒的に英語を優先した方が活躍できます。
理由はとってもシンプルです。
なぜなら、中国企業のグローバルな人材は、皆英語ができるのが当たり前だからです。
そう、中国人のエリート、世界のエリートは皆英語ができるんです。
なので例え英語で日常会話ができるからといっても、今後のために中国語に移る必要はありません。
もはや、英語も中国語も中途半端に勉強するより、ビジネス英語を使える方が、グローバルな人材になれるんです。
結局今後も、優先されるところは、どれだけ世界共通語である英語ができるか、という軸で判断されます。
これは、中国語派説の①でも言った通り、中国語を世界共通語として皆が使うようになる可能性が限りなく低いからなんですよね。
よって、英語を極めてから、中国語を勉強した方が、今後中国企業がどんどん参入してきても、強いという結論になります。
論破③ 日本で英語よりも中国語の方が希少価値がある説
確かに、中国語を話せる日本人はまだまだ少ないですし、今後も私からすると中国語が話せる人の方が、英語を話せる人よりも、「中国語って発音も文法も英語より難しいのに凄いな」と関心します。
しかし、希少価値があるからといって、その価値が実際はどのぐらいのものになるかを、深くみていかないと意味がありません。
まず、日本において、中国語を話せる国民の希少価値を図るためには、通訳や翻訳の仕事に注目するのが、言語を売りにした職業である以上、形はどうであれ、一番分かりやすいですよね。
そこで考えてみてください。そもそも日本で中国語を話す人は、中国語がペラペラな日本人以外ありえないんでしょうか。
そう、日本にはたくさんの中国人の方が既に住んでいます。
皆さん見落としがちなのが、どこの国にも、中華街があるほど、中国人の人口は圧倒的に多いということ。
また、中国の経済が発展したとして、全ての中国人が大金持ちになるわけではありません、経済の発展は、貧富の差を生んでしまう原因にもなるんです。
ズバリ、質問です。
Q.もしあなたが日本で大企業を経営した際に、どちらの人材を選びますか?
- 安い賃金で雇うことができ、日本語がバリバリ話せる中国人
- 高い賃金を払う必要がある、中国語がバリバリ話せる日本人
こうみると、答えは一目瞭然ですよね。
日本に限らず、大企業からするとコストをなるべく下げて、利益を出したいんです。
私も日本でアルバイトをしていたとき、多くの中国人の方が現場で一緒に働いていたことがあるのですが、彼ら彼女らの日本語の能力は、「日本人の私よりも高いんじゃないか」と思わされるほどでした。
中国は人口が多い分、日本語を流暢に話せる中国人も凄まじく多いということをお忘れなく。
今後も英語を優先して勉強しよう! 英語>中国語
いかがでしたでしょうか。
日本を含め、世界中で、若いときから英語を勉強する文化があり、欧米だけでなく、北米、東南アジアなどでも、”英語>中国語”が現状です。
今後の世界経済の動きが変わったとしても、英語が有利なまま取引が行われる世界は長く続くことでしょう。
よって、英語ができないという方は、英語を勉強し、英語で日常会話しか話せないという方は、ビジネス英語を学ぶことをおすすめします。
世界共通語の英語が完璧になれば、どの言語を次に学ぼうか、迷う必要もありませんし、今後の不安になる心配もありませんよね。